「メソセラピー」とも呼ばれ、ヨーロッパをはじめ世界中の国で広く認められている痩身方法で、脂肪分解作用がある薬剤を気になる部分に注射し、脂肪細胞の溶解と排出を促す治療です。
部分痩せに適した方法で、治療を重ねる毎に徐々に効果が現れます。
薬剤を注入するだけなので、治療も簡単で身体への負担も少ないのが特徴です。
脂肪溶解注射で使われる薬剤は、高脂血症の治療等で用いられている薬剤でもあるため、持病がある人を除けば深刻な副作用を起こる可能性はごく稀です。
一般的に使用される脂肪溶解注射よりも「フォスファチジルコリン」(脂肪溶解成分)が約2倍量含有されている為、製剤の中では最も濃度が高く効果も実感しやすい薬剤です。
フォスファチジルコリンには脂肪を分散させる乳化作用があるほか、血中コレステロールや中性脂肪を減らし、脂肪を効率良く代謝させる働きがあります。
この働きを利用して、脂肪酸を脂肪細胞から遊離させ、肌に醜い凸凹をつくる頑固なセルライト(脂肪と老廃物が結合したもの)も同時に解消することが出来ます。
フォスファチジルコリンは大豆レシチンから抽出したリン脂質で、ドイツでは脂肪塞栓症や脂肪異常症・アルコール性肝炎の治療薬として、また他国ではダイエット用・生活習慣予防用の栄養補助食品の原材料として使用されています。
抗酸化物質であるビタミンEも含有され、油分全般に高い還元力を持っているのも特徴です。